とてもシンプルな漁師飯 カンカン焼き
「カンカン焼き」とは、漁師さんが朝早く漁に出て、暖を取る火の上で缶に獲れたての魚介類を入れて蒸し焼きにした調理方法のことを言われています。
水もしくは酒をいれて、15分~20分程度待って蒸しあがった魚介をその場で食べるという、とてもシンプルで素材のうまみを堪能できる調理方法です。
宮窪漁港からお届けする「カンカン焼き」は来島海峡で獲れた10kt真鯛(テンノットマダイ)、瀬戸貝、サザエに加え、季節や旬のものを加えた魚介類を詰め込みました。
特に、10kt真鯛(テンノットマダイ)や瀬戸貝は、来島海峡の激流の中で成長しており、身が引き締まって歯ごたえがあり、エサとしてエビやカニを食べているためほとんど臭みがありません。
通常魚介類は、藻を食べることが多いそうなのですが、ここが来島海峡の特徴で、潮の流れが激しいため、藻ができにくく磯が多いことからエサになるエビやカニが多くいるため、臭みが少ない魚介類が多いそうです。
また、瀬戸貝も養殖ではなく天然物。潮が速く、水がきれいなところでしか育たない瀬戸貝。近年では水深10m前後の場所まで潜らないと取れなくなっており、また、獲れても数は昔に比べ少なくなっている貝です。見た目などがムール貝に似ており、実がぷりぷりしていてクリーミー。
漁師に正解はない。常に一番をめざして冒険していく宮窪漁港の漁師 この宮窪漁港にある愛媛県漁業協同組合宮窪支所に勤めている、關(せき)洋二運営委員長のお父さんも漁師を生業とされていました。お父さんの漁の方法は“一本釣り”のみだったそうで、そこだけにこだわると食っていけなくなると思った關運営委員長。 高校2年生のころから父親の船に乗りこみ、漁を覚えたそうで、冒険心の強い關運営委員長は、底引き、流し網、低水、刺し網など、さまざまな漁の方法をしてきたそうです。 しらす漁は、友人が始めたという話を聞いたことがきっかけで、關運営委員長も挑戦。能島の領域でも天然のしらすが大量にいることがわかり、6月はしらす漁に専念されています。 能島の激しい海域で育ち、身のひきしまった天然の魚介類。藻をエサとして食べてないから、臭みもほとんどない。大きく身がぷりぷりした瀬戸貝。激流育ちの魚介類を全国のみなさまに食べていただきたい。それが關運営委員長の想いです。
カンカン焼き専用の今治タオルの残糸を使用した「軍手」と貝類を食べるときに使用するナイフ付き
来島海峡10kt真鯛が入ったカンカン焼
■内容量:伊勢海老(徳島県産/1匹)、10kt真鯛(愛媛県産/1匹)、タコ(愛媛県産/1杯)、瀬戸貝(愛媛県産/4個)、サザエ(愛媛県産/4個)、牡蠣(愛媛県産/3個)、ホタテ(北海道産/3個)
※缶・軍手(今治タオルの残糸で製作)・貝類専用のナイフ付き
■賞味期限:ご到着日含む2日
■保存方法:冷蔵保存をしてください。
■備考:調理時間の目安は15分~20程度火にかけて調理してください。生で食べるのはお控えください。
★宮窪漁港からクール便で直送します。
★こちらの商品は消費期限が短く、鮮度のよい状態でお受取頂きたいため、カートで7営業日以上のお受取ご希望日を指定してください。
★商品到着日を含む2日以内にお召し上がりください。
★すぐに調理していただけるよう、10kt真鯛・伊勢海老・タコは下処理済み。貝類は水で一度すすがれることをことをお勧めします。
★商品内容が気候や季節によって予告なく変わる場合があります。
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価格:10,800円(税込み・別途送料)